今色々問題になっているダウンタウンの松本人志と放送作家の高須 光聖がパーソナリティとなって、2001年から2009年までの9年間放送されていた伝説的ラジオ番組【放送室】。松本人志は当時黒髪坊主にしたくらいで、ネットではその時期が【全盛期】と言われている。
おれが初めて【放送室】を聞いたのは、確か2014~2015年。当時中学生だった俺は、【放送室】の魅力に取りつかれ深夜の遅い時間まで聞いていた。聞いていた媒体がYouTubeということもあり、全391話の内100本くらいしか投稿されていないので約半年で聞き終えてしまった。それからはめっきり【放送室】を聞いてなかった。
ただ最近アマゾンオーディブルに入会した際に【放送室】全391話が公開されてるのを知って、改めて【放送室】を聞くことにした。俺は日中暇なのでかなりのハイペースで聞いており、今は200話辺りの回を聞いている。ちなみにオーディブルに入会した話は下記記事にまとめているので、興味があれば見ていってください。
今回は【放送室】の魅力についてまとめるので、興味があれば見ていってください。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
二人の地元トークが面白い
ダウンタウンの松本人志と放送作家の高須 光聖は、小学・中学が同じの同級生。また20歳頃から一緒に仕事をしていたので、まさに戦友みたいな関係。共通体験の話も多くて、よく地元兵庫県尼崎市で起こった事件を話している。
小中学校時代の友達や、オカン、オトン、地元で起こった事件を話すんだけど、まったく知らなくてもどこか笑えてしまう。工場地帯で空気がよどんでいたので教室にクーラーもついていないのに滅茶苦茶でかい空気清浄機が有ったり、もじゃもじゃの先輩にしばかれる伊藤君や、家が貧しく友達の誕生日プレゼントに鉛筆3本しかあげられなかった森岡君。地元や地元の人間もへんな人ばっかりなので、話が無限に出てくる。
普段テンションがそんなに高くない松本人志も、地元の話になるとノリノリになり二人の話が弾んで面白い。
貧乏話もとにかく多い。二人ともかなり貧乏な家で育ったみたいで、当時の話を笑いながら話てるけど結構つらいエピソードも多い。
小エピソード・例えが面白い
不意に出てくる小エピソードや例えが秀逸で面白い。松本人志自身がラジオ内で言ってたけど、どの情報をどの順で喋り、どこをオチにすると笑いが起こるかが何となくわかるらしい。実際ラジオでは、簡潔で落ちがついた小エピソードトークがバンバン出てくる。当然長尺のトークも面白い。流石プロ。相方の高須さんも芸人ではないけど、面白エピソードを幾つも持っている。
例えの話もラジオ内で頻繁に出てくる。具体的な例えを思い出せないので、書けなくて申し訳ないけどとにかくたとえが多い。一つ一つの例えが秀逸で面白い。
小さいことに本気でキレる
相方の高須さんはそうでもないけど、松本人志がとにかく小さいことに本気でキレまくる。だけど、本当に小さいことなので、聞いててもあまり不快感がなく面白く聞ける。
例えば、映画の字幕文字の色にキレていた。字幕は白い文字が多いが、松本人志は「背景が白くなったら字幕が見えにくいだろ!」と本気で怒っていた。他の人なら何となく違和感を覚えても見逃してしまうところを、松本人志は見逃さず、そこに笑いを見出していく。その鋭い感性が生む“キレ”トークが、このラジオの魅力でもある。。
俺も小さいことにキレてみる
俺もこの敏感な感性を鍛えたいと思い、日常の小さい違和感も見逃さないようにメモ帳などに記載するようにしている。せっかくなので、小さい切れを一つ紹介したいと思う。タイトルが【削除の位置】
Windowsパソコンでファイルや資料のショートカットを作成する場合、ファイルを選択→右クリック→その他のオプション→ショートカットの作成 の手順なんだけど、ショートカットの作成の一つ下に削除があるのが気に食わない。
クリックする際に手元がくるって何回資料を削除しかけたか。こんな割と使う機能の一つ下に削除があるのにいらいらする。考えられない。
名前の変更をする際も一つ上に削除があるので、同様に何度か削除しかけた。やっぱり削除の位置がおかしい。考えられない。もっと下に設置してくれ。職場でよくファイルが消えてるけど、たぶん原因がこれ。ちなみに俺は消してない。
こんな感じで日々の小さい違和感をメモしている。
まとめ
こんな感じで【放送室】を書いてみた。興味があればアマゾンオーディブルに入会してから聞いてみて欲しい。鳥獣戯画みたいなサムネなので分かりやすくと思う。アマゾンオーディブル
ここまで見てくれてありがとうございます。またお願いします。